- 著者名
- 三木健 編著
- 分類
- 歴史・地誌
- 頁数
- 138
- サイズ
- A5判 上製本
- 発行日
- 2003/11
- 価格
- 2625円
沖縄の南に位置する西表島は、沖縄で第二に大きな島である。イリオモテヤマネコが発見されて以来、島は「秘境の島」として脚光を浴びている。だが、この島で明治10年代から第二次世界大戦後までおよそ60余年もの歴史をもつ炭坑のあったことを知る人は少ない。その歴史の長さといい、規模の大きさといい、そしてその労働のすさまじさといい、沖縄近代史のなかでも他に類をみない。だが坑道に幽閉された幾千人の炭坑夫たちの歴史は時とともに忘却の彼方に押しやられようとしている。かつて、この浦内川に流した血の涙を、いったい誰が思い起こすのであろうか・・・。(「プロローグ」より)
